古い町並みの見どころ

小江戸佐原の古い町並み

 古い町並みが残されているのは、市内をゆったりと流れる小野川沿とその周辺です。

 国の「重要伝統的建造物群保存地区」に関東地方では初めてとなる平成8年に指定されました。

主な建物

樋 橋

通称 ジャージャー橋

 

伊能忠敬旧宅(国指定史跡)

 

中村屋商店(千葉県指定文化財)

安政2年 (1855年)建築

代々荒物・雑貨・畳を商っていたが、現在は「佐原商家町ホテル NIPPONIA」になっている。

 

正上醤油店(千葉県指定文化財)

天保3年(1932年)建築

油屋として創業し、1832年(天保3年)に醤油の醸造を始めた。現在は佃煮の製造販売をしています。

 

正文堂書店店舗(千葉県指定文化財)

1880年(明治13年)建築

江戸時代から本を販売してきたが、現在は和菓子屋として活用されています。

 

福新呉服店(千葉県指定文化財)

1892年(明治25年)の大火後に建築

創業1804年(文化元年)で、藍染製品などを販売していました。

 

中村屋乾物店(千葉県指定文化財)

1892年(明治25年)

江戸時代からの乾物商です。

 

小堀屋本店店舗(千葉県指定文化財)

1900年(明治33年)建築

創業1782年(天明2年)の蕎麦屋です。奥の倉には、蕎麦造りの秘伝書や道具類が保管されています。

 

 

旧油惣商店(千葉県指定文化財)

1900年(明治33年)建築

江戸時代は酒造、奈良漬の製造、明治からは問屋を営んでいました。

 

佐原三菱館(千葉県指定文化財)

1914年(大正3年)建築

イギリスから輸入した煉瓦を使った2階建ての洋館です。旧三菱銀行佐原支店本館で、建築時は川崎銀行佐原支店でした。現在は市に寄贈され観光案内となっております。

 

 

与倉屋大土蔵

明治22(1889)年建築

江戸末期から造醸業を戦前まで営んでいました。現在は倉庫になっています。500畳分の広さがあり、コンサートなども開催されます。